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日本料理に見る理想の健康食

近年便利にはなったものの乱れる日本人の食生活。かつて世界一健康な料理と言われた日本の伝統的食文化から、日本の食生活の変化に目を向け食とメタボリックシンドロームの関係について考えます。

精進料理と予防医学

■700年前にすでにあったマクロビオティック
予防医学の権威、京都大学大学院名誉教授、家守幸男の推奨されている食の長生きのための10カ条は、
1.食塩を控えめに
2.脂肪、とくに動物性脂肪を取りすぎない
3.野菜.果物をたっぷりと
4.乳製品をとる
5.魚や大豆の良質のタンパク質をとる
6.食事は大勢でにぎやかに
7.食材をバランスよく、工夫する
8.一日一膳、一日に必ず身体にやさしい食事を1回はとる
9.長生きは勝ちとる
10.前向きに明るく楽しく
どの項目を見てもグルメな食生活は推進されていない。

マクロビオティックが進めている食事の内容を見ると玄米を中心に豆類、雑穀、野菜を進めており補完的に魚の摂取を進めている。

内容的には精進料理と変わっていない。別に目新しい食生活の指導ではない。
京都大学大学院名誉教授、家守幸雄の指導との違いは乳製品の摂取の違いである。
健康的な食生活のあり方は、雑穀類から脂質と炭水化物、タンパク質を摂取し多くの野菜からビタミン類やミネラル類を摂取する生活であり、過剰摂取は満腹感と言う幸福感が一時的に得るが、日々過剰な満腹感を求めることは、臓器機能に負荷が蓄積され、生活習慣病の疾患を呼び込みやすくなると警告されている。

乳製品の摂取は賛否両論あるが、人間が持つ酵素の種類は一代で作られているのではなく何代にも引き継がれていることが多く、良し悪しは一概には決められない。身体に合う食べ物は一つではなく、育った環境から自然に整合しバランスを取っている。複雑に環境と共に活きており、一方向が全てではない。むしろ偏ることが好ましくない。
自身に整合した食品を選択することが大切である。


■マクロビオティックと乳製品の考え方
マクロビオティックの健康法では乳製品を否定されているが中央アジアやモンゴル、コーカサス地域は山羊や羊、牛との共生している歴史は古く、乳製品が健康に悪いとは一概には云われない。乳製品の摂取を控える教えには米国で生活経験から指導がみられるが、米国の普通の家庭で日々摂取されている食生活の実態から見られ判断されたのだと考えられる。米国人の多くが摂取している牛乳の摂取量だけを取り上げて見ると危険性が高いかも知れない。日本人摂取量とは桁違いであり、比較にはならない。
西海岸も東部地域も同じように、米国の普通の家族がショッピングセンターで買い物する風景は、多くが1週間分をかため買いされている。
牛乳瓶は、ガロン瓶で2~3本、コーラなどの炭酸飲料も3~4本のガロン瓶、豚は大きな1kg~2kgのブロックを2~3ヶ、鶏は冷凍の一羽分、卵2ダース、そして冷凍の野菜、冷凍の調理品の山である。
フレッシュ野菜は少なく、果物は果汁のオレンジの瓶を買い求められている。
霜降りのスライスされた牛肉は米国の普通のスーパーマーケットでは見られない。
1週間にガロンビン2~3本のミルクを普通に摂取し、コーラと果実ジュウスを水の変わりに飲用する。日本人の4~5倍の牛乳量を摂取している
その上に昼食の多くが、中食や外食のファーストフードで、炭酸飲料のペプシコーラやコカコーラとハンバーガーにポテトチップスが平均的である。
日本人の感覚や食生活とは懸け離れている。
しかも、しっかりと腹に詰め込む食べ方は低所得層ほど激しい。
米国の食習慣全体を見て乳製品が健康にどのように影響しているかを判断することであり単に乳製品の摂取だけを見ると間違いを起こす要素がある。



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