メタボリックシンドロームをはじめ数々の疾患を生み出した現代人の食生活。健康的な食事は健全な食材から得られ、健全な食材は健全な自然環境の中で育まれるものです。
■メタボリックシンドロームの現状"あなたはメタポリックシンドロームの仲間入りになっていますよ" ハダカになりへそ周りを測定され、"88cm"の一言が嫌な予感を走らせる。胴回りは、スーツのベルトのサイズを意識していることが多く、ぎりぎり85cm以下と認識していることが多い。
■食文化と文化密度 食文化の密度は、国家、民族及び都市や地域が作り出した文化と一体であり、食文化の密度と他の文化密度とは整合している。食文化の密度が低い地域は、芸術や文学、科学の密度は低く薄い。 食文化の密度はその地域の他の文化密度と常に相関関係にあり一体である。 食文化の密度は、食材の種類とその品質の分類から水の質、火や熱の質の加え方で味覚を作り出す方法とその種類が調理になり、その豊富さ、多様性が料理の種類を作り出している。 生活文化の密度は、自然環境と歴史から作られた芸術、科学、法律を必然的に生活に取り入れ熟成されながら地域全体の密度となり、地域の文化を構成していく。 食文化は、多くの人々の食の嗜好に合わせて、食材を創造し育み、生産し、飼育する工夫によって、地域の環境や風土を考慮し創造と工夫から生まれた多用な調理方法によって作られる。 食の嗜好の違いを要求する層が厚くなると、多様な用途を満たすため創造と工夫が調理加工の技術的密度を上げ、食文化の発展させる場を広げ、全体の育成に結びついている。
■食事が育む自然治癒力 人は毎日の食事によって自然治癒力を高める事ができ、どのような疾患も自身の治癒力で治す意識が大切である。メタボリックシンドロームの原因は、食生活にあり、自身の食生活から罹患した疾患である。食生活の乱れには、生活のストレスも大きく、経済的な不安から暴飲暴食に走る場合もあり原因は複雑である。
■病の国、日本 家庭の顔は、子供の顔であり、主婦の顔である。誰もが健康な顔を望む。 国家の顔は国民の顔である。 最近景気は回復したとされているが、東京の朝、通勤電車のサラリーマンや学生の顔は決して健康な顔ではない。若年層にハツラツとした経済を引っ張る活動的な顔が意外に少ない。 子供達が通学していく顔を見ても、夢や希望を抱いている子供らしい元気な顔は極端に少ない。 共通していることは、歩いている子供や青年層の目線が全て下を向いている。 長く低迷していた経済が景気の回復によって国民の生活が安定したとする経済指標が出されているが、メタボリックシンドロームを始め、多くの慢性的疾患が多発していることは、生活の実態は厳しさを写し出しており、病んでいる。
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