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磁性鍋及び耐熱陶磁器の日本での現状と今後の課題

日々磁性鍋をご贔屓頂き感謝します。
ここ数年、磁性鍋の製造工程でのロスが多く、多くのお客様に数ヶ月も待って頂いていたのが実状で、大変ご迷惑をおかけしました。
若い技術者の育成で最近では何とか、製造工程での歩留まりも8割方改善してきました。

さて、最近耐熱陶磁器の製造に関する不安要因が、多くのニュースになっており、その経緯をご報告します。
日本の耐熱陶磁器の主とする素材、パテライトは、南アフリカのジンバブエからの輸入に頼っています。
ニュースでも取り上げられていますが、南アフリカ全体に政情が不安定で、今後とも、安定し、ジンバブエからのパテライトの輸入は困難と思われます。
耐熱陶磁器とは、土鍋、土瓶など直火にして使用する陶磁器類などです。
冬期に使用する土鍋の多くは、パテライトの配合によって、耐熱性が維持されています。
日本の耐熱陶磁器の多くは四日市市の萬古焼が全体の60%で他は古くからの陶磁器産地で製造されています。
そのために、今年の冬期の土鍋類全てが高騰又は生産の中止が、産地でのニュースになっています。その上に、ここ数年、燃料費、及び人件費、運送費、梱包資材など製造原価に影響する価格が高くなり、製造コストに影響しております。

磁性鍋も同じ問題を抱えておりますが、この数年間、生産の歩留まり、従業員の若手の切り替えなどとともに、磁性鍋の特性を生かし、継続に一定の目途が付いておりますが、近々にも販売価格の改正を必要としています。

当社の下請け工場は常滑にあり、2年から3年に必要とする磁性鍋の素材を、30%以上も高い価格で確保しました。
そのために11月の月初から販売価格、卸価格全てを改訂いたします。
9月、10月に販促計画をされている場合は、現状価格で販売いたしますが、11月以降の納入では価格改訂させて頂きます。
価格等は追って連絡いたします。
原料が確保できている期間、2から3年を目途に磁性鍋の耐熱性に見合う、粘土の開発を行い、磁性鍋の継続に支障がないよう推進して参ります。
ご理解ください。


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