CREATIVE COOKING COLUMN

価格による品質悪化

■輸入野菜の低価格が招く国産野菜の品質低下
多くの経済評論家や政治家の日本の農業の論評では、日本の農業は生産効率が悪く、農業の衰退している原因は、農業生産の規模が小さく、圃場構造を指摘している場合が多い。
日本で販売されている輸入農産物は平均して安い。
日本の生産環境が悪化し国内市場が高騰するといち早く海外から輸入されることから平均して海外の農産物が安いと判断されている。
雑穀や飼料等の大規模生産が可能な農産物ほど価格差が大きいから大規模農業が成功した農業生産として判断されている。
大規模生産されている雑穀類の価格差から農業の生産性を指摘している場合も多い。
青果物も安い輸入の農産物に影響され、国内市場が低迷し、生産者の収益は低迷し、価格の低迷から生産意欲をなくし、一層野菜の品質が低下した。
農家の人々が生産意欲を失った原因の一つには、市場価格が安く、採算に合わないからである。採算に合わない仕事は一層、品質の責任制が薄れている。

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