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Q値を高め電磁波(マイクロ波)のエネルギー変換効率を高める効果 |
通常、電子レンジの、マイクロ波は、庫内の5面の金属に反射させ加熱する構造であり、エネルギーの効率にムラがある。電子レンジを利用し庫内に、球体の空洞構造のセラミックを作り内部に磁性体フェライトの薄膜を焼結し、マイクロ波の波長を空洞内で波長転換した。このときセラミック内部はQ値が生じる。 波長転換を目的に磁性材料を選択し、外部からマイクロ波で加熱した場合、セラミック内部の磁性体による誘導磁化が高くなり磁性体によってマイクロ波は吸収され、磁性材料の電子スピンによる磁性共鳴で増幅する。波長転換された赤外線、遠赤外線は空洞内に輻射し、共振することによってエネルギーは増幅する。エネルギー増幅のQ値は、空洞の体積に比例し、表面積に反比例する。球面状の磁性体の空洞構造の場合、空洞の体積と表面積の比は高くなり、その結果Q値は大きく、エネルギーの増幅効率が高いことを実験データによって証明する。 |
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